パート職の時給を引き上げてもらいたい

人によりパートタイマー従業員として働く時間数が異なること 最近、朝、配達されてくる新聞を読むと、気分が落ち込むことが多いです。今、主流の話題といえば、国と地方が抱える膨大な借金の話しばかりです。懸案の2017年の消費税値上げは、国民の大多数が、それを望んではいません。それでも、膨大な国と地方が抱える膨大な借金を解消して、未来の世代にツケを回さないためには、いま、消費税を上げるしかないという、政府のお偉方のコメントです。

ますます不足する税収と、少子高齢化現象による社会保障費のふくらみが問題となって久しいですが、抜本的な解決は見当たりません。年金問題も深刻となってきています。しばらく前に、年金のマクロスライドシステムを導入しましたが、それを、一層強化して、高齢者の受け取るべき年金の総額を抑制しようとする動きがあります。そんなことを急にやられたら、女性や高齢者でもパート職などで、生活を支える必要に迫られます。

パート職は、出産を経験した女性たちや、65歳以上の高齢者たちに、大変人気がありますが、これには、いささかの理由があります。それは、勤務時間や勤務シフトが比較的自由に取れるので、短時間であれば、高齢者や女性たちだって、無理なく働くことができるという点です。このような時代の流れは、しばらく続きそうな気配です。一高齢者としての願いは、できれば、できるだけパート職の時給を引き上げてもらいたいことです。